釣り図書館

はじめに

このページでは、釣りを始めたばかりの初心者の方や子供向けに可能な限りわかりやすく、簡単な言葉で釣りで使用する用語や様々な知識・技術などを紹介していきたいと思っています。

私がインターネットや辞書を使って調べたものを、私なりに解釈して書いています
私の解釈が入っているので誤った箇所などもあるかと思いますが、そのような箇所を見つけ場合は是非こちらからお知らせ頂き、正しい知識をご教授いただけば幸いです。

また、ここで紹介する用語や知識・技術などは適宜更新していきますので「足りないもの」や「取り扱ってほしいもの」がある場合も、是非こちらからリクエストを頂けるとページ更新のモチベーションアップに繋がりますので嬉しいです。

単位

現在、釣りは世界中で愛されているレジャーであり、時にはアウトドアスポーツにもカテゴライズされています。

そもそも釣りは、食料を得るための漁業の手段のひとつでした。
私たちが楽しんでいる遊び(レジャー・アウトドアスポーツ)としての色を濃くした釣りはその中でも「遊漁」として分類されているものです。
こんな歴史があるため、漁師さんが使われるような用語も現代の釣り人たちの間では引き続き使用されています。

そのため、現代日本で一般的に使用される単位であるメートル(m)やグラム(g)のほかにも、様々な単位があらゆるところに表記され、使用されているため、釣りを始めたばかりの方にとっては聞きなれない、わからない単位も多数あると思います。

例えばポンド(lb)などはその代表例で、私も初めて見たときはこれって何の単位なんだろう?って思いました。

こういった疑問をお持ちの方に是非ご覧いただき、すっきりして頂きたいと思います。

長さ

メートル(m)

みなさんご存じ、現代日本で一般的に使用されている長さの単位「メートル」です。
単位表記は「m」で表され、主に釣り糸や竿の長さ、水深を表すときに使用されますね。

この単位をよく見かけるのは釣り糸を買う際の糸巻き量の記載でしょうか。

1メートル(m)は100センチメートル(cm)であり、1,000ミリメートル(mm)ですね。

フィート(ft)

こちらはヤード・ポンド法と呼ばれる長さや重さを示す単位の中の「フィート」と呼ばれる単位です。
単位表記は「ft」で表され、主に釣竿の長さを表すときに使用されていることが多いです。

1フィート(ft)は0.3048メートル(m)と国際フィートとして決められているようです。
ちなみに1フィート(ft)は12インチ(in)で、3フィート(ft)が1ヤード(yd)とななります。

よく使われるメートル法に置き換えて、わかりやすく使おうと思うと1フィート(ft)は約30センチメートル(cm)くらいだと思えば良いでしょう。

インチ(in)

フィート(ft)の項目でも少し登場しましたが、インチ(in)はフィートよりも小さな単位です。
1メートル(m)が100センチメートル(cm)または1,000ミリメートル(mm)であるように、1フィート(ft)は12インチ(in)なのです。

ちなみに1インチ(in)の正確な長さは25.4ミリメートル(mm)と国際インチで決められているようです。

私たちが直感的にわかる長さとして、1インチ(in)は約3センチメートル(cm)として良いと思います。
(正確には2.5センチメートル(cm)なのかな…?)

釣りをしていてよく見かけるインチ(in)の表記は、ワームのサイズを表記しているものではないでしょうか。

しゃく(尺)

こちらは尺貫法と呼ばれる東アジア(中国や日本など)で使用されていた単位です。
ひらがなで単位表記されることはなく、基本的には「尺」として使用されます。

1尺は約0.303メートル(m)なので、だいたい30センチメートル(cm)だと言う感覚で使用されています。

基本的に釣り道具などを買う際に見るような単位ではありませんが、釣り上げた魚の大きさを表すのに尺を使っている場合があります。

例としては、30センチメートル(cm)以上のアジを「尺アジ」と言ったり、釣り上げた魚の大きさが30センチメートル(cm)を超えた場合に「尺を超えた」と言ったりしますね。

ひろ(尋)

こちらも尺貫法で使用されていた単位のひとつです。

元々の1ひろ(尋)は、大人が両手をいっぱいに広げた長さくらいとして使用されており、物の長さを体を使って測るために用いられていた身体尺による計測方法です。

身体尺として使われていた1ひろ(尋)は、国際的には6尺(約1.818メートル(m))として決められているようです。

ここでおやっ?と思った釣り人の方は1ひろ(尋)って約1.5メートル(m)なのでは?と思われた方だと思います。

私もまさにその通りで、Wikipedia(尋)で調べるまでは1ひろ(尋)は約1.5メートル(m)だと思っていました。
ホントは6尺(約1.818メートル(m))だけど、5尺(約1.515メートル(m))として使われることもあるよって言うところの後者だったようです。